中性脂肪が減るHSP(ヒートショックプロテイン)入浴法
体温が低いと脂肪の燃焼も不完全で脂肪が余って皮下脂肪になったり、内臓脂肪の原因になります。
低体温を改善しダイエットにもいい入浴法があるのをご存知ですか?実験では、HSP入浴の2日後に中性脂肪が減ったというデータもあるんです。
HSPは、ヒートショックプロテインの略。
H=ヒート=熱というS=ショックで増加するP=プロテイン=タンパク質
という意味です。
HSP入浴法は、このヒートショックプロテインを増やす入浴法です。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、傷ついた全身のタンパク質を治す働きをもっています。
HSPが増えると、
- 日常の疲れが軽減
- ストレス潰瘍を防ぐ
- 免疫力がアップする
- 病気の予防・回復をサポートする
- ストレスに強い状態を作れるので、ここ一番の時に力を発揮できる
- 美肌のためのコラーゲン合成を促進する
- 筋肉痛を緩和する
などなど、素晴らしい効果が期待できるのです。
ただし熱によって一旦作られたHSPは、2日後をピークに1~4日ほどが有効期間。
1週間経つと効果を失います。
そのため、HSP入浴法は1週間に2回行なうのがよいとされています。
HSP入浴法
用意するもの:温度計・体温計・水分補給用飲料・サウナスーツ
ヒートショックプロテインはちょっと熱めのお湯に浸かることで増やします。
HSPが増えるのに必要な入浴時間は温度によって違います。
40度で20分
41度で15分
42度で10分
最も有効なのは42度で10分間の入浴です。
10分間入り続けられない時は、一旦立ち上がってまた入浴し、全体で10分間入浴します。
首までつかるのがベストです。
また、お湯が冷めないように頭だけ出してフタをします。
体温を測りながら入浴し、体温を38度~38.5度に。
入浴後は、10分~20分サウナスーツを着て保温します。
サウナスーツがない場合は、布団にもぐってもOKです。
ただし、大量に汗が出るので、布団を濡らさないような工夫を。
水分補給は必ず行なってください。
体温を下げたくないのでぬるま湯を飲みます。最低でも常温のお水。
入浴直前と直後は必ず水分補給しましょう。
ショウガを入れた生姜湯やショウガ紅茶など身体を温める飲み物もお勧めです。
やや心臓に負担がかかる入浴法です。
高齢者・心臓疾患のある方・高血圧・低血圧の人は行なわないでください。
体力に自信がない人は低めの温度からお試しください。
(参考:主治医が見つかる診療所で伊藤医師がおすすめしていた方法:
上記のHSPが増えるのに必要な入浴時間の部分を
40度のお湯に2分入って、一旦出て休んでを繰り返し、入浴している時間の合計が10分になるようにする。
重曹を小さじ1杯湯船に入れてインスタント炭酸泉にするのもいい。
美肌のため、乾燥肌を防ぐにはお湯の塩素を除去するといいそうです。ビタミンCの粉末をスプーン1杯ほど入れるだけで塩素を取り除いてお肌に優しいお湯にできます。食品のビタミンC粉末はサプリとしても利用できて便利です。
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