代謝アップというけれど、代謝とは?
ダイエットの話によく登場する「代謝」という言葉。
代謝アップして太りにくい身体を作れば、リバウンドしないといわれています。
では代謝とは何でしょう?
代謝のいい身体というと、脂肪燃焼を効率よくできるというイメージです。
実はそれだけじゃないのです。
代謝とは?
身体の材料やエネルギーを作り出すことと、
古くなったり不要になったものを分解したり排出したりすることを
ひっくるめて代謝といいます。
大きく分けて4つの代謝があります。
新陳代謝
わたしたちの体の中では、細胞が日々生まれたり死んでいったりしています。
細胞や組織の入れ替えと再生のことを新陳代謝といいます。
この代謝がうまくいかないと、古くて働きの鈍った細胞が残って、カラダ全体の働きが低下してしまいます。
エネルギー作ること、及び運動
代謝アップときいて最初にイメージするのがこの代謝ではないでしょうか。
糖や脂肪を燃やして活動の原動力となるエネルギーをつくるサイクルのことです。
この代謝が落ちると、蓄積した脂肪を効率的にエネルギーに変換できなくなり、痩せにくくなります。
排泄と解毒
体内の老廃物を体外へ排出する作用がこの代謝です。
汗や便、尿として排出されます。
解毒は主に肝臓で行なわれ、体内になる毒素を無毒化します。
排泄と解毒がうまく行なわれないと、余分な内臓脂肪を溜めやすくなってしまいます。
免疫と修復
体内の悪者と戦い、そして傷ついた細胞を修復する代謝です。
人は一生の間にガン細胞の発生機会が10億回もあるのだとか。それでもガンにならない人がいるのは、免疫のシステムがしっかり働いているからです。
風邪をひいたりなど日常の病気でも免疫力と修復力は重要な代謝です。
代謝アップは、痩せたい人だけじゃなく、全ての人に有効です。
得られる恩恵は考えている以上に大きいのです。
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