BMI値について
BMIとは、Body Mass Index ・・・体格指数
身長と体重から計算できるBMI値で肥満度がわかります。
ダイエットをしようと思ったら、まずは現状チェック(肥満度チェック)をしましょう。
標準体重の計算方法はいろいろありますが、今最もポピュラーなのがBMI値による判定方法です。
この判定基準は、WHO(世界保健機構),NIH(米国立衛生研究所)が発表したガイドラインを受け、
平成11年に日本肥満学会が「新しい肥満の判定と肥満症の診断基準」としてシンポジウムの報告を掲載したものです。
最近は健康診断などでも身長と体重を測ると同時にBMIも表示されることも多いので、巷でもすっかり定着してきました。
下記の計算方法により算出した数値が20~23.5というのが、健康面から見た正常体重(病気にかかりにくいとされる体重)の範囲です。
BMI値22が標準体重とされています。
BMI値=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
※身長の単位はメートルです。
BMI値の判定
20未満・・・やせぎみ
20~23.5・・・正常体重の範囲
23.5~25・・・肥満気味
25以上・・・肥満
計算してみてBMI値が25を超えていたら、肥満です。
生活習慣病にかかる危険が大きくなりますので、ダイエットする必要があります。
25までいかない肥満気味BMIの人でも、
特にヘソ周り(腹囲)が大きい人は内臓脂肪型肥満の可能性があり、
BMI値が低くても、実はより危険なメタボリック予備軍かもしれません。体重を落しましょう。
(ヘソ周り危険値は、男性85cm以上、女性90cm以上)
この判断基準は、2008年4月スタートの特定健診でも取り入れられています。
では、自分の標準体重を計算してみましょう。
わが国では、最も病気になりにくいのがBMI値22の体重とされていますので、下記の式で計算できます。
標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22
「美しさ」、という観点からみたらどうでしょうか?
標準体重は病気になりにくいという観点なので、見た目がどうかといえば、中肉、少しぽっちゃりしたイメージです。
わたし達が憧れるスタイルは、もっとスリムな体形です。
BMI値19~20が美容面からみた理想体重といえます。
理想体重(kg)=身長(m)×身長(m)×19~20
健康を考え、BMI値が18.5より低くならないようにしましょう。