柔軟な身体は太りにくい
身体の柔軟性が低下し、筋肉が硬くなると、毛細血管が圧迫され、血液や栄養を流すことがうまくできなくなります。
代謝が落ち、太りやすくなっていきます。
代謝が落ちていると、脂肪燃焼の効率が悪いので、せっかく食べたいものをがまんしてダイエットしても、なかなか痩せないという結果に。
また、身体にゆがみが発生し、肩こりや腰痛等も起こしやすくなります。
太りにくい身体を作るには、基礎代謝量を上げることが必要です。
基礎代謝は寝ているときや何もしなくても消費する、生きている為に使うエネルギー量のことですが、
これを大きく左右するのが筋肉です。
筋肉量に比例して基礎代謝量が上がり、同じように生活していても効率的に脂肪を燃やせるようになります。
同じだけ食べても太りにくくなるわけですから、筋肉の量を増やす事はダイエットにつながるのです。
硬く枯れ木のようになった筋肉はしっかり動いてくれず、周りの強い筋肉が勝手にかばった動きをしてしまいます。
そのため筋肉量を増やそうとして筋トレをしても、育てたい部分の筋肉が大きくなってくれません。
バランスよく筋肉をつけていくためには、ストレッチにより眠っている筋肉を起こしてあげる必要があります。
ストレッチで筋肉の柔軟性が増せば、可動域が広がって動きが大きくなり、同じ動作をしても、よりたくさんのエネルギーを消費できてお得です。
またケガをしにくくなるという利点もあります。
柔軟性は比較的簡単に回復するという特徴がありますので、ストレッチで筋を伸ばして、太りにくい身体を作っていきましょう。
特に朝、ストレッチ運動をすると、1日の代謝が上がりますのでおすすめです。
辛いストレッチエクササイズをしなくても、ストレッチボードに乗って脚の裏側を伸ばすだけでも効果があります。
気持ちいいですよ。