代謝をアップするプチ筋トレ
1日か2日おきにたった10分のスロートレーニングで代謝アップできる!
そんなステキなプチ筋トレって?
基礎代謝が上がれば、同じだけ食べても体脂肪が溜まりにくい。
筋肉量を増やせば、量に比例して代謝があがります。
とはいえ、ジムに行ってマシントレーニングしたりするのはたいへんだし、時間もなかなかとれません。
でも、いい方法があるんです。
軽い負荷で「ゆっくり」動かすスロートレーニングで上手に筋肉をだましつつトレーニングできちゃうんです。
プチ筋トレとはこのスロートレーニングのこと。
普通の筋トレでは、筋肉に重い負荷をかけて素早く筋肉を収縮させ、リリースする、ということを繰り返します。
スロートレーニングではこの半分くらいの負荷で筋肉をある程度まで収縮させ、
その後、完全にはリリースしないでほんの少し筋肉を緊張させたまま、次の動作に移ります。
しかも、ゆっくり。
筋肉は収縮しっぱなしで血流が制限され続けて休憩ができないので、
すごくたくさん運動をしたと勘違いして乳酸をいっぱい出します。
乳酸が成長ホルモンの分泌を促し、筋肉が育つのです。
成長ホルモンには脂肪燃焼のスイッチをオンにする働きもあるので、ダイエット効果は絶大です。
筋トレは6回くらいから10回くらいまでのできる範囲の回数で行います。
体温が上昇してきたか、効かせたい部位をちゃんと使えているか、
しっかり意識を集中させながら行ってください。
今まで全然使っていなかった筋肉は反応しない場合があります。
腹筋を使いたいのに前太ももについ力が入っちゃうとか。
そんな時は腹筋に力を入れてから動作に入るとうまくいきやすいです。
とにかく大事なのは、
■反動を使わず、ゆっくりした動作で行うこと。
■関節を伸ばしきって筋肉を休ませない。ひとつの動作中は力を入れ続けること。
■筋トレをしたら必ずストレッチすること。
■1日か2日おきに行うこと。
(休養の日がないと筋肉は育ちませんので、毎日やると効果が薄れます。)
■参考:「スロトレ」石井直方著
この本を参考に、自分向けにアレンジしたものをわたしは行っています。
普段運動をしていない人向けのオプションや、物足りない人へのオプション、部分やせのための運動等、掲載されています。
スロートレーニングのしくみについても詳しく書かれていますのでおすすめの本です。
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