キムチ(とマヨネーズ)
キムチの唐辛子成分が脂肪を撃退!そしてマヨネーズのダイエット、相乗効果とは?
キムチの主な効能は、唐辛子の体内脂肪を燃焼させる効果、
ニンニクの血圧を安定さ せる効果、疲労回復や滋養強壮の効果などです。
キムチのダイエット効果は唐辛子の辛味成分、カプサイシンによるもの。
カプサイシンが体内に入ると、中枢神経を刺激し、副腎からアドレナリン分泌を促します。
これにより、体内脂肪(特に内臓脂肪)のエネルギー代謝がさかんになります。
また、基礎代謝を高め、脂肪燃焼効率をアップさせます。
この肥満予防効果を得る為には、1日にキムチ50gが摂取の目安です。
また、この効果をさらにアップさせる食材があります。
それはなんと、マヨネーズ。
マヨネーズがキムチに含まれる、カロチノイドとカプサイシンの吸収を高めてくれるからです。
でも、脂肪分が多いですから、かけすぎは禁物です。
同じ材料で作っても脂肪分の少ない、マヨネーズタイプを使うとカロリーが抑えられます。
ダイエット食品だけで満足感が得られない場合には、
ぜひ、もやし+キムチ+マヨを。
もやし100g(12kcal)
白菜キムチ 50g(23kcal)
マヨネーズ小さじ1(34kcal)
合計69kcal
これをプラスすると噛む効果で満足感もあるし、腹持ちもいいので空腹の辛さがありません。
■キムチのその他の効果
キムチの熟成に従って増加する乳酸菌は、ヨーグルトにも匹敵するほど豊富です。
腸内の酸度を下げて有害菌の生育を抑制、または死滅させる整腸作用を持っています。
この作用により、だるさを取り除く疲労回復効果やガン予防効果が得られます。
乳酸菌は熟成3週間のキムチに最も多く含まれているそうです。
この効果を得る為には、キムチの汁も一緒に食べるのがおすすめです。
汁は50~60度までなら加熱してもだいじょうぶです。
さらなる乳酸菌効果アップのためには、でんぷん質を一緒に摂りましょう。
ごはん、麺類、パンなどがでんぷん質豊富な食材です。
また、キムチは微生物が大量のビタミンを作り出すため、効率よくビタミンを摂取できる食材でもあります。
そしてニンニクには滋養強壮効果、抗ガン効果などがあります。
乳酸菌とビタミンがより多く含まれるキムチはアミ塩辛が原料に含まれているものです。
原材料表示をじっくり見て買いましょう。
蛇足ですが、材料表示のとうがらしの位置が前にきているものほど辛い傾向があるとか。