ミネラルウォーターダイエット
スーパーモデルも実践しているミネラルウォーターダイエット。
女優さんやモデルさんなど、美意識高い人たちがよくお水を飲んでいるっていうのはもう常識レベル。やはり効果あるということなんですね。学んでいきましょう。
ミネラルウォーターダイエットの効果
ミネラルウォーターを飲むことで得られるダイエット効果はさまざまあります。
- 発汗・利尿作用によって、体内の老廃物の排出を促す
- 腸を刺激して便秘を解消
- 水を飲むと体温が下がるので、体温を元に戻そうとすることでエネルギーを消費する
- 血液がさらさらになって酸素と栄養が効率よく運ばれる
- 基礎代謝がアップし、やせやすい体質になる。
- 食前の摂取により、満腹感が得られ、ドカ食いを防ぐ
しかしながら、水を飲むだけで、食生活を改善しないで痩せられるというわけではありません。
太ったり痩せたりするのは、やはり摂取カロリーと消費カロリーのバランスなんです。
ミネラルウォーターを飲むことで、代謝がよくなるなど体質改善になることがダイエットを加速するのです。
ダイエットが必要ない人でも、1日に1リットルくらいミネラルウォーターを飲むと健康のためにいいそうです。
ダイエット効果が期待できるミネラルは?
ミネラルウォーターに入っている、ダイエット効果が期待できるミネラル成分は下記のとおり。
ナトリウム
カリウムと共に働いて、老廃物の排泄を助けるミネラル。
摂りすぎは血圧などに影響する。
カリウム
細胞内外の水分量を調節する。余分な塩分、水分を排泄するのに大切なミネラル。
むくみが気になる人はカリウム多めの水がおすすめ。
サルフェート
ダイエット効果が最も期待されているミネラル。
腸内細菌の繁殖をよくし、便秘解消に役立ち、利尿を促す。
ヨーロッパの水に比較的多く含まれている。
シリカ(ケイ素)
皮膚や毛髪、血管、細胞壁など体じゅうにに存在し、酸化を防いでくれるミネラル。
細胞の若さを保ち、健康に導いてくれる注目のミネラルです。
1日に10~40mg摂れるとよい。
カルシウム
イライラを抑え、ストレスを緩和するミネラル。
腸の中で有害物質と結合し排泄を促す。
軟水にはあまり含まれていません。
マグネシウム
腸内の水分量を増やして排便を促し、便秘を解消するミネラル。
摂りすぎるとお腹がゆるくなる。
それぞれのミネラル成分の効能を知って飲み分けても楽しそうですね。
発泡水(スパークリングウォーター)には疲労回復の効果もあるといわれています。
ミネラルウォーター ダイエットのやり方
ミネラルウォーターを飲んで痩せる体質づくりをするための、飲む量やタイミングについて説明します。
ミネラルウォーターダイエットのやり方は、
1日に1.5リットル~2リットルのミネラルウォーターを飲むこと。
一度にたくさん飲んでも効果は充分に得られません。
小まめに少しずつ、ゆっくり飲みましょう。
1日の目安の飲水量を過度に超す、3~5リットルも飲むと過剰摂取となり
多飲性頻尿になったり、むくみを繰り返すことでシワになったりしますので気をつけてください。
必ず飲みたいタイミング
必ず飲みたいタイミングは、朝起きぬけの1杯と
昼食、夕食の30分前の1杯です。
朝1杯のお水は腸まで届いて身体を目覚めさせてくれますし、お水が刺激となり便通を促す効果もあります。
(朝、体重や体組成をはかる人は、体重計・体組成計使用後に水を飲んでください。)
食事前の1杯は食べすぎを防ぎます。
直前にお水をいっぱい飲むと胃液が薄まり消化に影響するので、30分~10分前に飲むのがおすすめです。
そのほか、1~2時間ごとにコップ1杯程度の水をこまめに飲みます。
入浴前後も忘れずに飲みましょう。
飲む水は、水道水よりもミネラルウォーターがおすすめです。
ダイエットミネラルの多い硬水や、
脂肪を乳化させて流してくれるお水、
血糖値を抑えるバナジウム水
などからお好みのお水を選んで飲みましょう。
水道水は、ミネラル量が少ないのでミネラルからの大きな効果は得られません。
また、水道水には塩素や雑菌が含まれていますので、浄水したものを飲用しましょう。
にがりにマグネシウムが含まれていますから、にがりを入れると便秘解消など一部の効果が得られます。
入れすぎるとおなかをこわしますので注意してください。
大きいペットボトルの水を飲用する場合は、直接口をつけて飲むと口内の雑菌がつきますので、コップに注いで飲むことをおすすめします。
上手な水の飲み方(慣れ方)
ミネラルウォーターダイエットでは、1日に1.5~2リットルの水を飲みます。
普段から飲む習慣が無い人が急にこんなに飲もうとすると、むくんでしまったりします。
腎臓の働きがついていけず、水の代謝がうまくいかないのが原因です。
むくみが出る→治る、を繰り返すことがシワの原因にもなりますから注意しましょう。
ちなみに、成人1日あたり、必要なお水の量は、
体重1kg あたり 40ml といわれています。
体重が50kgの人だったら、40ml×50kg=2000ml です。
このうち、水やお茶・ジュースなどで飲むといい量は、1000~1500ml。
もしたくさん汗をかいたら、プラス500mlという感じです。
1日に3リットル~5リットルも飲むのは過剰で、習慣性の多飲多尿症になる恐れがあります。
また、汗をかかないようにしている人は、せっかくのミネラル分がカラダに廻らず、そのまま排出されてしまいます。
しかも、たまに汗をかくと、塩分などの大切なミネラルまで汗と一緒に出てしまいます。
これは熱中症を招くので、夏には特に注意が必要です。
ミネラルウォーターの恩恵を受けるには、サラサラな汗がかけるように適度な運動をしましょう。
ダイエットにお勧めのミネラルウォーター
ミネラルが多い水
ダイエットミネラルが多いのはヨーロッパの硬水です。
(ちなみに、硬度とは水のなかに含まれるカルシウムとマグネシウムの合計量をいい、硬水はその量が多い水)
特にダイエット効果が期待されるサルフェートはヨーロッパの水に多く含まれています。
サルフェートを多く含むミネラルウォーターには、
マグネシウムの多いコントレックスとカルシウムの多いクールマイヨールなどがあります。
飲みにくいのが少し難点ですが、効果を期待するならこの2つ、おすすめです。
エンジンガースポルトはコントレックスよりも硬度が高く、サルフェート含有量も多いのに、とても飲みやすいです。特に微炭酸のタイプが飲みやすくておすすめ。コントレックスが苦手な方で、硬水を飲みたいならエンジンがースポルトをおすすめします。
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ミネラルが比較的多いもので、もう少し飲みやすいのがいいという人には、
中硬水のエビアンやカルシウムが多めでストレス緩和にもいいヴァットヴィレールがオススメ。
口当たり柔らかな発泡水のウリベートやロケッタスパークリングウォーターは疲労回復にもGood。
硬水は沸かして飲むのにはあまり向いていません。
やっぱり飲みやすさがいちばん!という人にはミネラルは少なくなりますがクリスタルガイザーや国内のミネラルウォーターなど、軟水をオススメします。
参考:ミネラルウォーターの成分表(1リットルあたりの含有量)
コントレックス | クールマイヨール | エビアン | |
サルフェート
|
1187mg | 1480mg | 1.0mg |
ナトリウム
|
9.1mg | 0.8mg | 5.0mg |
カリウム
|
3.2mg | 20.mg | 1.0mg |
マグネシウム
|
84.0mg | 70.0mg | 24.0mg |
カルシウム
|
486mg | 530mg | 78.0mg |
ウリベート | ヴァットヴィレール | エンジンガースポルト | |
サルフェート
|
1203.mg | 480.0mg | 1463mg |
ナトリウム
|
89.0mg | 3.0mg | 2.88mg |
カリウム
|
9.1mg | 1.6mg | 0.69mg |
マグネシウム
|
33.5mg | 18.0mg | 124mg |
カルシウム
|
190.1mg | 222mg | 528mg |
油を溶かす水
クラスターが小さい水は油と混ぜると分離せずに白濁します。体内でも同様に脂肪と混ざって流れ、体外へ排出してくれます。
お湯が油をよく流すのは、水の温度を高くするとクラスターが小さくなるからです。
常温でもクラスターが小さいミネラルウォーターは、超軟水と呼ばれます。温泉水などが該当します。
沸かす事もでき、お茶や烏龍茶、ハーブティーなどの成分を効率よく引き出す効果がありますので、カテキンダイエットなどをしている人にもおすすめのお水です。
わたしのオススメは日本のミネラルウォーター「温泉水99」っていうのがあるんです。
超軟水で、とってもおいしいです。
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血糖値を下げる水
体内インシュリンと似た働きがあるバナジウムは、血糖値を下げる効果が期待できます。
バナジウムは、富士山麓を流れる天然水 ミネラルウォーターに含まれています。
甘いもの好きのダイエッターにおすすめのお水です。
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ミネラルウォーターを自分で作るレシピ
クラスターの小さい軟水のミネラルウォーターを手作りする方法です。
1リットル~2リットルのペットボトルに水道水か井戸水を入れます。
よく水洗いした備長炭または竹炭を100~200g(水量の10%)沈めます。
炭を一晩つけておくと、炭からおもにカリウムイオンが溶け出してアルカリ性の水になり、塩素は無害な塩素イオンに還元され、まろやかな水になります。
また、炭の遠赤外線作用により、クラスターを小さい方向に変化させます。
さらに水質を向上させたい場合には、花崗岩(御影石)を入れるとミネラルバランスがさらによくなります。
炭や花崗岩は1ヶ月に1回程度お湯の中で煮沸して汚れを追い出し、日干ししましょう。
炭は4~5回、花崗岩は何度でも使えます。
ミネラルウォーターダイエットについてご紹介しました!
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