肥満遺伝子(遺伝子型ダイエット)
肥満は遺伝するってホント?
肥満遺伝子という言葉をよく聞くようになりました。
体型そのものというよりも
「体脂肪を蓄えやすい」などの傾向(体質)は遺伝することがわかってきました。
やせの大食いや、小食なのになぜか太る人がいるのもこの遺伝子に関係があります。
テレビで話題の大食いタレント、ギャル曽根ちゃんは、生まれながらに褐色脂肪組織の働きがとても活発で、食べたものをどんどんエネルギーに代えることができるそうです。これが大食いして太らない理由のひとつだとか。
肥満に関係する遺伝子のひとつ「ベータ3-アドレナリン受容体」は、脂肪組織内に存在し、脂肪分解やエネルギーの消費を促す働きがあります。
この遺伝子に変異があると、普通の人より食べたものを脂肪として溜め込みやすい傾向が生まれます。
この遺伝子の変異を持つ人は、食事制限も少しきびしめにやらないと痩せられないのです。
日本人は、ベータ3-アドレナリン受容体に変異のある人が多いそうです。
遺伝子型ダイエットでは、自分が持つ肥満遺伝子について把握し、
自分のカラダの傾向を知った上で、体質にあわせた対策をとっていきます。
的をはずさない方法で効率的にダイエットできるというわけです。
以下は親と子供の体型に関するデータです。
遺伝3割、環境7割が影響するといわれています。
肥満遺伝子を知って、体質に合わせて生活環境をかえることがダイエットに大きく役立ちます。
通常、遺伝子は血液や唾液で検査するものですが、爪を送るだけで肥満遺伝子について分析し、運動や食事に関するダイエットプランを作ってくれるサービスもあります。
↓DNA SLIMです。
このサービスを受けてみました→肥満遺伝子診断 結果レポート
肥満に関係する遺伝子の代表的なものについては、以下のページで説明します。
⇒ベータ3-アドレナリン受容体
⇒UCP1(脱共役タンパク質)
⇒ベータ2アドレナリン受容体
⇒レプチン遺伝子
⇒FTO遺伝子
関連項目
⇒爪で肥満遺伝子を調べてダイエット
DNA SLIMの紹介と分析キットなど送られてくるものの詳細を紹介しています。