肥満に関する遺伝子-UCP1(脱共役タンパク質)
UCP1は、褐色脂肪細胞で熱産生の中心的役割を果たす遺伝子です。
熱産生というのは、食事をするとカラダがあたたかくなるのを感じると思いますが、この働きのことです。
大食いで痩せている人の多くが、この褐色脂肪細胞の働きが活発です。
食べながらどんどんエネルギーを作ってカロリーをなかったことにしちゃうんですね。
UCP1遺伝子に変異があると、皮下脂肪型(洋ナシ型)肥満になりやすい。
お尻や太ももに皮下脂肪がたっぷりの洋ナシ型で、女性に多いタイプだそうです。
標準タイプの人に比べ1日100kcal相当代謝量が低い。
日本人は25%がこの遺伝子の変異を持っているそうです。
このタイプの人は、脂肪少なめで主食はきちんととる食事をし、
野菜⇒主食⇒肉・魚(脂肪類)の順で食べるとよいそうです。
自分の遺伝子を把握しておくと体質に合ったダイエットで効率的に痩せられる確率を高められます。
→肥満遺伝子検査を受けてみました(結果レポート)
*ちなみにわたしはUCP1は正常でした。
肥満に関するその他の遺伝子
⇒ベータ3-アドレナリン受容体
⇒ベータ2アドレナリン受容体
⇒レプチン遺伝子