こんにゃく
蒟蒻(こんにゃく)は、サトイモ科の植物、こんにゃく芋から作られていて、100gあたりのカロリーは5kcalと低く、ダイエット中も安心して食べられる食材です。
こんにゃくそのものの他、減量用に麺やお菓子などに加工されているものもあります。
こんにゃくは、食物繊維(グルコマンナン)を豊富に含んでいます。
食物繊維は血糖値、コレステロール値を下げる効果があり、糖尿病の予防と治療にも効果があります。
「こんにゃくはお腹の砂おろしをする」と言われ、腸の動きを活発にして排泄を促します。このため、発がん性物質などが腸内に留まる時間を短くしてくれます。
こんにゃくの栄養成分としては、カルシウムを充分に含んでいます。
カルシウムには骨や歯の成長や精神安定の作用があります。
こんにゃくのカルシウムは、牛乳等のカルシウムに比べ、酸にとけやすいため、胃の中で容易にとけて小腸からよく吸収されます。
こんにゃくの中でも、濃いめのこんにゃく液を利用するしらたきは、板こんにゃくに比べておよそ倍ものカルシウを含んでいます。
また、こんにゃくには、お肌の大切な成分「セラミド」の材料になる成分が豊富に含まれているため、乾燥肌の予防にも効果大です。
こんにゃくの石灰臭が苦手な方は、塩もみしてから一度ゆでこぼすと臭いがなくなります。
最近は、こんにゃくラーメンや、米と一緒に炊けるつぶこんにゃくなど主食に混ぜて食べられるものもあって、毎日のダイエット生活に取り入れやすくなりました。
これらのこんにゃく製品は、臭みがほとんどないので、日々のお料理のバリエーションが広がります。
こんにゃく麺は、通常お湯でさっと温めるだけで食べられるのですが、
わたしのオススメは、一度しっかりゆでてざるに上げて水を切ること。
こうすると、ソースがしっかり麺にからむようになるし、こんにゃくの水っぽさが抜けて麺らしくなるんです。
蒟蒻麺は、食感などを工夫してかなり本物の麺に近づけたものもあります。
≫蒟蒻ラーメン比較
最近食べておいしかったのは、ローカロ生活のこんにゃくうどんのカレー味。
カレーのコクとスパイシーさで満足度が上がります。