BCAAを含む食品と摂り方-ボディコアダイエット
BCAAは、ボディコアを強くし、脂肪燃焼しやすい体づくりのために必要な栄養素です。
バランスよく摂取すると体内で上手に活用されます。
BCAAとは?
BCAAは、アミノ酸 バリン、ロイシン、イソロイシンのことですが、これらの頭文字ではなく、分岐鎖アミノ酸=Branched Chain Amino Acidの頭文字をとったものです。
わたしたちの身体を構成するアミノ酸は20種類。
そのうち、BCAAを含む9種類のアミノ酸は、体内で作ることができないため、食品などから摂取する必要があります。
この9種類のアミノ酸を必須アミノ酸、または、不可欠アミノ酸と呼びます。
必須アミノ酸のうち、バリン、ロイシン、イソロイシンの3つは、分子構造が枝分かれ(分岐)するような形になっているため、分岐鎖アミノ酸と呼ばれています。
BCAAは筋肉の中にたくさん含まれているアミノ酸で、筋肉の強化に欠かせない栄養素です。
筋肉の中でエネルギーを作るアミノ酸であり、運動中は筋肉内での要求が高まります。
BCAAは、全ての筋肉の材料ですが、その中でもボディコアを動かす筋肉=赤筋は脂肪を燃焼する時にBCAAを一緒に使います。
脂肪燃焼を促進するためには、BCAAが不足しないように供給してあげる必要があるのです。
ボディコアの筋肉を鍛えつつ、積極的にBCAAを摂取して、代謝が良くて太りにくいカラダづくりをしてみませんか。
BCAAの摂り方
ボディコアの機能向上のために必要なBCAA摂取量は、1日に2000mg~4000mgが目安です。
また、BCAAは、バランスよく摂取すると体内でうまく活用できます。
バリン 1 : ロイシン 2 : イソロイシン 1
の割合が理想的なバランスです。
BCAAを1:2:1の割合で配合しているアミノバリューなどのアミノ酸系飲料やサプリメントなども利用してこまめにBCAAを摂取すると効果的です。
BCAAは脂肪を燃やしやすくするだけでなく、疲れもとってくれるので、仕事や運動でひとふんばりしたい、なんていう時にもおすすめです。
運動の時には30分前にまず飲んで、その後はこまめに補給するのが効果的な摂取方法です。
BCAAを多く、バランスよく含む食品
BCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)を多く、しかもバランスよく含んでいる食品をご紹介します。
脂肪分、カロリーの多い食品が多いので、赤身の多い部分を選んだり、油を使わず調理するなど、エネルギー過多にならないように工夫して食べてください。
100g中に含まれるBCAAの総量が多い順にリストにしました。
マグロ赤身 BCAA 4,800mg
バリン1400mg
ロイシン2100mg
イソロイシン1300mg
比率1:1.5:0.9
鶏肉 BCAA 4,300mg
バリン1200mg
ロイシン1900mg
イソロイシン1200mg
比率1:1.6:1
牛肉 BCAA 3,040mg
バリン850mg
ロイシン1400mg
イソロイシン790mg
比率1:1.6:0.9
豚肉 BCAA 2,940mg
バリン870mg
ロイシン1300mg
イソロイシン770mg
比率1:1.5:0.9
卵 BCAA 2,610mg
バリン830mg
ロイシン1100mg
イソロイシン680mg
比率1:1.3:0.9
牛乳 BCAA 620mg
バリン190mg
ロイシン280mg
イソロイシン150mg
比率1:1.5:0.8
※牛乳は総量は少ないですがBCAAをバランスよく含んでいます。
バリン、ロイシン、イソロイシン!
語感もいいし、合言葉みたいに覚えておくと便利ですね。
BCAA摂取とボディコアの強化でメタボリックシンドロームを撃退しましょう!
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