食物が胃に滞留する時間はどのくらいか
食べた物は、胃の中にどのくらいの時間滞留するものなのでしょうか。
胃は、食道から送られてきた食物を、小腸での本格的な消化・吸収の前処理を行いながら、小腸へ送っています。
一般的には、食後10分ごろから小腸への胃 内容の排出が始まり、短いもので1時間から長いものでは5時間ほども滞留しますが、多くのものが2~3時間で小腸へ送られます。
食物が胃に留まる時間は、食物の量と質によって違います。
同じ食物でも量が多いと胃に滞留する時間も長くなります。
例えば、牛乳は、75mlでは1時間15分、200mlでは2時間、400mlでは2時間30分ともいわれます。
糖分、炭水化物に比べるとタンパク質は、胃の滞留時間が2倍長く、脂質は胃の運動を抑制して、最も長く滞留します。
タンパク質や脂質が多いと腹持ちがいいことになります。
胃に長く滞留するということは、夜遅くに食べると脂肪になり易い側面もあります。
調理法によっても滞留時間は変化します。
卵の例をあげると、卵100gでは、半熟で1時間30分、生卵が2時間30分、玉子焼きでは2時間45分になります。
これらを調節しているのは十二指腸における様々な因子といわれています。
カロリーコントロール中は糖分や脂質はあまり摂りたくないですから、高たんぱくで低カロリーな食物を、ある程度の量食べることで、カロリーを抑えながら腹持ちをよくして、空腹のストレスを軽減しつつダイエットすることができると言えるのではないでしょうか。
そう考えると、お豆腐ってドンピシャリ!ですね。
ダイエット食品を選ぶ時も、タンパク質が豊富で、量が多いものを選びたいという気がします。
最近は大豆で作った麺なども買うことができます。
主食を胃の滞留時間が長い高たんぱくな麺にすることで、しっかり食べてスッキリ痩せられます。
ソイドルを食べた感想です→ソイドルは美味しい。糖質制限もダイエットにもGOOD!