メタボリック改善 甲子園
2008年夏、メタボリックシンドロームを改善するための面白いイベントが開催されましたのでご紹介します。
理学療法士で、元横浜ベイスターズ・フィジカルコーチの山口氏が立ち上げた団体「カラダの学校」が主催するイベントで、メタボを改善/脱出したい!という人を集めて専門家の指導の下、5週間行うプログラムです。
5週間で減量するというものではなく、このプログラムを行うことで、1年後につながってやせていく身体づくりが目的です。
その名も「メタボリック改善 甲子園」
校長の山口氏(理学療法士)、食物学博士、ピラティスのインストラクターに指導してもらえて、参加費は無料。
7月26日に行われた開会式には、北海道や熊本をはじめ、全国から40名ほどが参加しました。
当日は、まずはプログラム実施前の身長・体重・腹囲・体脂肪などの各種身体測定を行い、5週間後のデータと比較します。
そして、運動と食事に関する指導がありました。
メタボ改善のための運動としては、2つのことを行います。
1週間で1時間以上を速歩で歩くこととピラティス。
ウォーキングが1週間で60分以上とすると、1日なら10分程度ですから、そんなに大変じゃなさそうです。
ピラティスは、コアを鍛えられるエクササイズとして注目されている運動ですが、基礎を開会式に習い、自宅で行うことで基礎代謝をアップすることが目的です。
基礎代謝があがると、エネルギーを消費しやすい、体脂肪が燃えやすい身体になれます。
食事は栄養指導のほか、「1汁3菜」+お茶を摂るという指導。
汁物やお茶で満腹感を得やすくする、ということと栄養バランスのための3菜です。
ご販にお味噌汁、そして、主菜、副菜、小鉢もの、というところでしょうか。
食後には、脂肪吸収の抑制効果をもつ烏龍茶がおすすめだそうです。
トクホの黒烏龍茶なんかもよさそうですね。
メタボリックが気になる方は、ウォーキングと食事プログラムだけでもやってみてはいかがでしょうか?