キノコ酵素+茶葉で メタボ予防
メタボ予防に関する面白い特許レポートがありました。
茶葉にキノコから取った酵素を加えることで、メタボリック症候群に予防効果があるポリフェノール成分を効率的に作り出す方法を、富山県立大学などの研究グループが開発し、特許を得た。
中性脂肪の吸収を抑える効果があるといい、味と色が紅茶に似ているため、「メタボに効く紅茶」として商品化を検討している。
(2009年12月11日 読売新聞)
富山県立大や食品素材メーカーなどが協力して行なっている研究の成果で、ラッカーゼというキノコ酵素が、茶葉から、メタボ予防に有効なポリフェノール成分を大量に作り出してくれるのだそうです。
ラッカーゼは、キノコなどの菌類のほか、ウルシなどの植物や昆虫等も持っている酵素です。
抽出されたポリフェノールは、ラットによる実験で、中性脂肪や糖の消化吸収を抑えることがわかっており、ヒトへの実証実験が年明けにも開始されるそうです。
味や色は紅茶に近いとか。
メタボ予防のお茶というと、ヘルシア緑茶や黒烏龍茶が思い浮かびますが、それぞれ、緑茶味と中国茶(ウーロン茶)味です。
紅茶味の新しいメタボ予防のお茶が登場することになりそうですね。
わたしは中国茶は味が少し苦手、緑茶は飲む習慣がないですが、紅茶はよく飲むんです。
だから、この新しいメタボ予防のお茶の登場は楽しみです。苦さが抑えられていたらいいですね。
このキノコ酵素+茶葉のポリフェノール成分は、メタボ予防だけでなく、歯周病や虫歯予防にもなるらしく、口内ケアが同時にできて食後のお茶にはぴったりな感じがします。
商品化が待たれます。