目で満腹を誘う東大開発のダイエット用めがね

目で満腹を誘う東大開発のダイエット用めがね

東京大学 廣瀬通孝(みちたか)教授らのチームが開発したダイエット用メガネは、手に持っている食べ物の目ための大きさを操作できるメガネ。
手に持っている状態を不自然に見せることなく、食べ物だけを大きくしちゃったり(最大1.5倍)、小さくしちゃったり(3分の2まで)することができるんだとか。
↓このようなメガネです。
東大のダイエットめがね

バーチャルリアリティー眼鏡

メガネを装着してクッキーを満腹になるまで食べてもらうという実験では、1.5倍に見せた時に平均9.3%食べた量が減少したのだとか。
逆に3分の2に見せた時には、平均15%食事量が増えたそうです。
研究段階ですが、今後も注目を集めそうな技術です。
ダイエット用メガネでクッキーが1.5倍になっちゃった。

 

何でそんなものを?と思ったら、廣瀬教授らのチームはバーチャルリアリティの研究チームなんですね。五感情報を電子メディアで扱うためのディスプレイの開発や、センサ入力を感覚量に結びつける人工感覚の開発が代表的な研究のひとつ。

 

今までは、カメラを覗くとリアルの世界の中にバーチャルのものが同時に存在して見える、なんてのはありましたけれど、このメガネはさらにリアルの物が変化して見えちゃうわけです。技術はどんどん進む感じがします。

 

ダイエット用メガネを装着して取材の人が実際にクッキーを食べているのを見ました。
見た目よりも、口に入れた時のクッキーが小さいので、ちょっと悲しそうでした。

 

 

ダイエット用メガネと聞いて思い出すのがブルーダイエット。
青いフィルタを通して食べ物を見ると食欲が抑制されるという。
こちらは購入可能です。

 

だけどどちらのダイエットめがねも若干テンションが下がりそうなのが難点ですね~。

 

 

 


 


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