チョコレートを毎日食べるとお腹の脂肪が減る
スペインのグラナダ大学の研究によると、チョコレートを日常的に食べても太らないどころか体重が減ります。
チョコレートは特別な物ではなく、普通に砂糖が入ったもの。
この研究で、欧州諸国の12~17才のティーンエイジャー 1,458人の食習慣を調べたところ、チョコレートを大量に(どの程度の量かは不明)食べていると報告した人の方が(チョコレートを食べない人よりも)BMI が遥かに低く、ウェストも細い傾向にあったのです。 この結果は、運動量やダイエット用の食事をしているかどうかなどを考慮したうえでのものです。
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これまでにもアメリカの研究データで、週5日以上チョコレートを食べている人(成人)は、そうでない人よりもBMI値が低いという傾向が示されました。
ネットで検索してみると、板チョコを食後のデザートとして1枚(60g)を3食すべての食後に食べたら、太るどころか痩せたという人も。
チョコレートといえば、太る食べ物の代表のようなもの。高脂肪で高カロリー、たいていは砂糖もたくさん含まれています。
それなのに日常的にチョコレートを食べている人の方がスリムなのはなぜでしょう。
先のどちらの研究でもチョコレートの何が脂肪を減らすのかはわかっていません。何らかの形でメタボの原因となる脂肪を、相殺しているのではないかと考えられています。
以前大ブームになったチョコレートダイエットは、カカオポリフェノールにダイエット効果があると考えられています。
食前にカカオ70%以上のビターチョコを食べることで摂食中枢を刺激して食べ過ぎを防ぎます。
空腹感を抑えたり、基礎代謝をアップする効果も。
(参考:チョコレートダイエットに関する記事)
チョコレートを毎日食べて痩せるなんて夢のような話の気もしますが、あながち夢でもないかもしれませんね。
カカオ含有率の高いチョコレートや糖質ゼロのチョコレートも比較的簡単に入手できますので、トライしてみたくなります。
ただ最初の研究はティーンエイジャーに対する調査ですし、様々なファクターが影響しそうですので、試される方は自己責任でお願いします。
逆に太ってしまうこともありそうですよね。
蛇足ですが、コンビニ等で売っている板チョコで同じシリーズにビターとミルクがあった場合、ビターはカロリーが低いような気がしますが・・・実はビターのほうが高カロリーなんですよ。