花粉症とダイエットに玉ねぎがおすすめ
身近で安価に手に入る野菜の代表玉ねぎは、健康にいい成分満載の野菜です。
糖や脂肪の代謝をよくするダイエットにいい食べ物でもあり、アレルギー症状を緩和してくれる成分も豊富に持っています。
ダイエットにいい玉ねぎ
タマネギの硫化アリルは糖の代謝をよくして、脂肪として蓄積されるのを阻止する働きがあります。
また、ポリフェノールのケルセチン、セレンなど抗酸化力の強い成分が脂肪の吸収を抑制するだけでなく、すでに体内にたまってしまった脂肪を分解して燃焼しやすくしてくれます。
イオウ化合物のシクロアリインは中性脂肪が増えるのを抑制することがわかっています。
さらに玉ねぎには脂肪細胞にたまった有害物質をデトックスする働きもあるのです。
花粉症にいい玉ねぎ
玉ねぎのケルセチンには高い抗ヒスタミン作用があり、ヨーロッパでは花粉症への効果が正式に認められています。ヒスタミンの活性が抑えられると、目のかゆみや鼻水といったアレルギー症状が緩和します。ドイツの研究では、動物とヒト両方の実験で気管支ぜんそくの誘発物質抑制作用も確認されています。
硫化アリルは花粉で傷ついた粘膜を快復させ、強化してくれます。
玉ねぎの成分解説
ケルセチンは抗酸化力が高いポリフェノールで、茶色い皮の部分に多く含まれています。(白い部分にもある程度は含まれています。)
皮は食べることはできないので、お茶にして飲むか、実を煮ものに使うときに、皮をだしパックに入れて一緒に煮出すと水溶性のケルセチンを摂取することができます。
また、皮ごと焼くと焼いている間に皮の成分が実のほうに浸透しますので丸焼きグリルもおすすめです。
硫化アリルなどのイオウ化合物は、玉ねぎを切った時のツンとする臭いや涙を流させる刺激成分です。この成分は生で玉ねぎを食べるほうが効率的に摂取できます。
玉ねぎは1日に50g(4分の1個)を毎日食べることで様々な健康効果が期待できます。
食べられない日はサプリメントで補うなどすると効果的です。
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