お腹に脂肪がつきやすい理由

お腹に脂肪がつきやすいのには理由がある

ぽっこりお腹

太ってきた時に真っ先に気になるのはお腹、太っていないのにぽっこりと下腹だけ出ている、ダイエットしてもお腹だけ痩せない・・・
お腹に脂肪がつきやすく痩せにくいのには理由があります。

 


脂肪は使わない場所に溜まる

脂肪は使わない部分の筋肉の中やその周りに溜まる特性があるそうです。

 

よく動かす指、体重を支える足首、姿勢を支えるインナーマッスルには脂肪はあまりつきません。

 

参考までに、脂たっぷりの豚のバラ肉はお腹のお肉、脂肪が少ないヒレ肉は背中のインナーマッスルです。

 

お腹がぽっこりしている人はお腹を使っていない証拠。

 

腹筋などの負荷をかけていないという意味ではありません。たとえば背筋を伸ばして座っている時、背中もお腹も筋肉が使われています。でもだらっと座っていたら筋肉は休憩中です。

 

曲げ伸ばしやひねる動きをする時にも筋肉は使われています。体操や新体操の選手たちのウエストがとても細いのは、曲げたりひねったりとよく動かしているのも理由のひとつです。

 

運動しててもお腹には脂肪がつく

 

「定期的に運動もしているのにお腹が出ている」「痩せているのに下腹だけぽっこりと脂肪がついている」という人は、お腹を引っ込める筋肉を使っていないことを疑ってみましょう。

 

たくさん運動してても、ピンポイントで引っ込める筋肉を使ってないとお腹痩せはかなわないらしいです。プロ野球選手などスポーツ選手でもお腹が出ている人がいるのはそんな理由だそうですよ。

 

お腹は筋トレなんかしなくても、いつも引っ込めているだけで痩せられるときいて、何度もトライしている管理人です。でも、いつのまに引っ込めるのを忘れてしまうんですよね。

 

無意識に引っ込めていられないということは、やはりお腹を引っ込める筋肉は基本的には使ってないんだな、と感じています。

 

 

 

 

お腹には内臓脂肪と皮下脂肪が両方溜まる

皮下脂肪と内臓脂肪

腕や足には内臓がありません。そのため内臓脂肪が溜まることはありません。

 

それに比べて、お腹には脂肪を貯められる場所がたっぷりとあります。

 

お腹には内臓がたくさんありますが、くっつかないように腹腔という隙間があります。この隙間に脂肪が溜まるのが内臓脂肪。

 

さらに、皮膚の下にも皮下脂肪として脂肪を蓄えることができます。

 

内臓脂肪と皮下脂肪をダブルで溜められます。

 

飢餓に備えて脂肪を蓄えようとするわたし達の身体の中で、最も効率よい貯蔵場所がお腹なんです。

 



お腹痩せするには

お腹痩せしたいなら、まずはお腹を動かしましょう。

 

お腹には様々な筋肉があり、腹筋運動ではその一部だけしか使うことができません。
腹筋運動はどの筋肉に効かせるのかを意識した上で、まんべんなく使えるようにいくつかのパターンで行う必要があります。

 

ぽっこりお腹を凹ませたり、くびれを作って女性らしいラインを求めるのなら、腹式呼吸やドローイン、フラなど、負荷が小さくお腹全体の筋肉を使えるようなものが適しています。

 

お腹引っ込め筋を使ってお腹痩せ

1日1分でできるお腹痩せの方法があります。

 

  1. 壁を背に、かかとと頭を壁につけて立ちます。
  2. そのまま、両肩を壁につけます。
  3. 10秒かけてお腹を引っ込めます。(息を止めないこと)
  4. さらに10秒、壁にお腹をつけるくらいに、もっと引っ込めます。
  5. さらに10秒、思いっきり、限界を超える勢いで引っ込めます。

 

この30秒を1日に2回行うだけです。

 

実際やってみると、お腹って意外と力入れづらいです。筋肉が弱ってるんですね、きっと。お腹が出ちゃってるのが納得です。

 

この動きをやろうとすると、つい顔とか足にまで力が入ってしまって・・。どうやら、これは結果が出ないやり方だそうです。

 

息を止めちゃう人は数を数えたり、歌いながら、顔に力が入っちゃう人は鏡を見ながら涼しい顔を心掛ける。

 

お腹痩せ、頑張ろ!

 

 


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